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「普通」を武器に個性溢れる会社で奮闘!
2024/06/07 (Fri.)
1986年生まれ。千葉県柏市育ち。大学で中国語を学び、在学中に病気に冒されるも、看護師の声掛けに救われ、医療事務の資格を取得。その後、静岡に移住し、新規工場の総務として立ち上げから運営管理までに携わる。結婚を機に福島へ移住し、医療事務に従事。出産に伴い退職、2人の子どもに恵まれる。子どもを保育園に預けられるようになったため、2019年にSwitchに入社。家事育児を行いながら、テラス石森の運営業務と共に、地域振興をサポート。現在は、移住定住事業の運営管理業務や社内の総務業務などを行っている。
大人になり、本当の意味で人生が楽しくなった。
私の学生時代はこれといった大きなトラブルも功績もなく、楽しく過ごしつつも自信が持てない日々を過ごしていました。
転機になったのは、社会人経験やお金のために働き始めたコンビニのアルバイト。店長だけでなくお客様から、挨拶や笑顔を褒めてもらえたことで、人生で初めて自分に自信が持てた気がしました。また、手が空いた時に副店長に何かすることはあるかと聞いた時、「仕事は自分で見つけるんだよ」と教えてもらったことが、今でも胸に残っています。この言葉を受けてから、今まで受動的だった自分のアクションが、能動的になったと思います。そこからは、働くことが本当に楽しくなりました。褒めてもらった挨拶と笑顔は忘れず、自分ができる仕事を探して行う、自分ができない仕事をしている同僚がいたらやり方を教えてもらい、今度は自分が実践する。そしてその仕事が褒めてもらえる、働きを認めてもらえ、また頑張ろうと思えるといった連鎖が起こりました。失敗をしてへこむことももちろんありましたが、仕事や私の夢を応援してくれた上司や同僚のおかけで頑張ることができ、とても良い経験をさせていただきました。
小さなことでもたくさんの良いところを見つけ、楽しみたい。
2011年に静岡で新しく設立される工場拠点の総務に就職が決まりました。私にとっては初めての場所・人・仕事ばかり。そんな中でもやっていけたのは、アルバイト時代に学んだ仕事スタイルのおかけだと思っています。自分なりにベストな状態を常に考え、若輩ながら提案・行動してきました。上司・同僚だけでなく、他部署の方にも熱意が伝わり、支えてもらいながら公私ともに楽しく充実した日々を過ごせました。
結婚を機に、夫の実家がある福島に移住。「何もないところだから」と謙遜する方が多い福島ですが、平野育ちで熱帯夜を過ごしてきた私としては、夏の夜にエアコンいらずで自然の涼しい風で心地よく眠れる高原都市「田村市」は天国です笑。また、浄水器がついていないのに水道の水が美味しい!よその地域を経験した人しか気づけない良さかもしれませんが、ぜひ自信を持ってほしいです。福島の良さは小さなことから大きなことまでたくさんあるので、一つ一つの積み重ねで「福島って良いところだよー」と言える人を増やしていきたい、そんな地域で自分も暮らしていきたいと思っています。そして、自分の子どもが他の地域へ出て行ったあとも「長男だから」帰ってくるのではなく「福島にいたいから」帰ってくるのが理想です。
「仕方なく」ではなく「ここだから」帰りたい地域づくりや教育をしたい
下の子どもが1歳になる頃に社会復帰をしたいと考え、今までの経験を活かした職を探していた時に、田村市で地域振興事業を行っているSwitchと出会いました。入社当時、Switchは立ち上げ1年の若い会社で、何をするにしても前例がなく、少ない人員ながらもすべてを自分たちで調べたり考えたりして活動していました。私も「一人の市民」という感覚を大事にしつつ、工場拠点の立ち上げの経験を活かし、新たな仕組みづくりや改善活動、地域振興事業に取り組んでいます。子どもが住んでいて楽しいと思え、大きくなった時に「帰ってきたい」と思える場所にしたいと考えていた私にとって、大変やりがいのある仕事です。
前向きなエネルギーで溢れるまちへ!
Switchでは「たむら(田村市)を、未来と可能性が育まれる地域にする」を理念に掲げ、移住定住事業や自然教育事業などの地域振興活動を行っています。私自身は、移住定住事業の運営管理や総務業務を中心に、たむらと関わってくれる人を一人でも多く増やし、住み良いまちにする取り組みをしています。管理をする立場になり、今までの仕事スタイルやスキルを教えてくれた上司や同僚たちにならって、今度は私がスキルや熱意、考え方などを伝えていけたらと思っています。
田村市は「自然とチャレンジがいきるまち」。移住を促す立場である自分たちが率先してチャレンジをし、生き生きとした姿を見せることが最大のアピールだと思っています。前向きにチャレンジしている人って素敵ですよね。外に向けた発信のほかにも、地域の子どもたちにもチャレンジする姿勢を見てもらい、そこからの気づきや学びがあると良いなと思います。私たちの活動によって、一人でも多くの子どもも大人も、自分や地域の魅力に気づき、「たむら」やそこにいる自分自身をを好きになってくれると嬉しいです。