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もりもりのびのび
2022/05/21 (Sat.)

横浜市立大学国際教養学部4年(休学中)。岐阜県高山市出身。
幼少期から山や森に触れ、自然に触れあいながら育ち、大学進学を機に横浜に移住。都会の子どもたちと自然との距離が遠いことに気づき、「木育」をキーワードにしたビジネスプランを起案。
第18回キャンパスベンチャーグランプリ東京大会で奨励賞を受賞。田村市に移住し、豊かな自然を活かした自然体験コンテンツ事業の創出に従事。

地域と向き合うまで
大学1年目、典型的な大学生活を送っていましたが、何もしていない事に恐怖を感じました。2年目、一生懸命打ち込めるものを欲した結果、大学一過酷と言われていた国際法ゼミに所属。夜な夜な国際法漬けの生活を送ります。国際法というのは国際紛争を解決する為の一つのツールであり、これを学ぶ中で「課題解決」に興味が沸くように。そこで3年目、日本の「地域課題」にも目を向けるようになった結果「地域活性化」の世界に飛び込むことになりました。


ご縁
3年生の春、事業計画書を作成する授業で「都市部を巻き込み、かつ林業を活かした地域活性化事業」を企画。田舎で育ったバックグラウンドを持ち、都会である横浜のまちづくりに触れていたことで、取り組みたい内容はすぐに決まりました。
企画した事業でビジネスコンテストに出場し、受賞することができましたが、創業したいと思ってもお金も仲間もいない・・そんな中、私の活動を見たSwitchの方から「福島で事業創出に取り組まないか」と声がかかります。このご縁を無駄にはしたくなく、チャレンジするなら今しかないという想いで、4年生を休学し田村市へ移住を決めました。


年々是木育
出身地である岐阜県高山市が自分にとって「いつか帰りたい」と思える街となっているように、田村市でも地域資源である森林を活かし、地域の子どもたちがもりもりと、のびのびと遊べる場所を、そして皆さんが山に思い出を作り「住みたい」「将来帰りたい」と思う、そんな場所・まちづくりをしていきたいと思います。
地域で何か取り組みたいと思ったら、生まれた街、今まで住んだことのある街で取り組むのが普通だと思います。自分は田村市には縁もゆかりもありませんでした。ですが、無いからこそ無い者にしかできない新しい風を吹かせたいです。
